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竹原校長からのメッセージ

2026.10.23

TOEFL ITPとは?試験の特徴と、スコアアップにつながる対策のポイント

「TOEFL ITPを受けることになったけれど、どんな試験なのか分からない」
「英語の知識はあるはずなのに、時間内に問題を解き終わらない」

TOEFL ITPで着実に目標スコアを達成するためには、総合的な英語力を底上げすることに加え、
試験特有の形式に合った実践的な解き方を身につけることが重要です。

今回、TOEFL ITPの試験構造や学習の基本方針とともに、特に短期間で得点源へと変えやすい
「文法セクション」で役立つ「型」に着目した解法を具体例付きで分かりやすく解説します。

TOEFL ITPとはどんな試験?

TOEFL ITP(Institutional Testing Program)は、大学や高校などの教育機関が団体向けに実施する英語能力測定試験です。試験はすべてマークシート形式で、一般的に実施される「Level 1」は全140問・約115分、スコアは310点〜677点の範囲で算出されます。

留学の際に個人で受験する「TOEFL iBT」が4技能(読む・聞く・話す・書く)を測定するのに対し、TOEFL ITPにはスピーキングや英作文が課されず、独立した文法セクションが設けられているのが大きな特徴です。

そのため、高校英語で培ってきた文法知識の正確さや、英文の処理スピードがダイレクトに結果へ反映されます。

早稲田大学高等学院や早稲田実業学校をはじめとする附属校・系属校では、希望学部への内部進学(学部選抜)の基準点や選考材料としてTOEFL ITPが活用されるケースも多く見られます。

スコアアップにつながる、セクション別の対策

TOEFL ITPは単に知識を問うだけでなく、「制限時間内に素早く使いこなす力」を試す試験です。日々の学習では次の3点を意識して演習を重ねましょう。

リスニング
解いて終わりにせず、復習時に必ずスクリプトを確認します。「知らない単語や表現なのか」「音のつながりなどで聞き取れなかったのか」を明確に切り分けることが実力アップにつながります。

文法
正解の選択肢を覚えるだけでなく、主語・動詞の関係や修飾の構造など、「なぜその答えになるのか」という根拠を論理的に説明できるようにします。

リーディング
1文ずつ正確に意味を取る精読の習慣を土台にしつつ、本番同様に時間を計って大意を素早く掴む練習を組み合わせます。

文法問題は「意味」より先に「型」に注目する

文法セクションは25分間で40問を解答します。1問あたりに使える時間はわずか約37秒しかありません。

すべての英文を頭の中で丁寧に日本語へ訳してから正誤を判断していると、確実に時間が足りなくなってしまいます。そこで大きな武器となるのが、英文の構造(型)に注目して解くテクニックです。「意味をまったく考えない」ということではなく、まず文の骨格を掴んで選択肢を絞り込み、必要に応じて意味を確かめるという手順を踏むことで、解答スピードと正答率が飛躍的に向上します。

主語(S)と動詞(V)を見つける(空所補充)

修飾語句(M)に惑わされず、文全体の骨格である主語と動詞の有無を確認します。

【例題】(  )に入る単語を選べ
The capacity for flight insects(     ) from the other invertebrates.
(A) to distinguish
(B) distinguishes
(C) having distinguished
(D) distinguishing

【考え方】
文構造を分析すると、主語は The capacity、前置詞句の for flight は主語を修飾する要素(M)です。後ろには目的語となる insects、さらに修飾語句の from the other invertebrates が続いていますが、文全体の述語動詞(V)が欠けていることが分かります。

選択肢の中で動詞の役割を果たせるのは、三人称単数現在形の (B) distinguishes のみです。
不定詞の (A) や分詞の (C)(D) は動詞になれないため、意味を細かく訳さずとも瞬時に正解を判断できます。

品詞と文の働きを確認する(誤り指摘)

下線部の誤りを指摘する問題では、単語の意味ではなく「その位置に置くべき正しい品詞かどうか」に着目します。

【例題】
[Long exposed] to air and moisture [will cause] nails to rust and rust holes [to form] in

 A                B                C    

tin [roofs].
  D

【考え方】
述語動詞は B の will cause です。したがって、A の Long exposed to air and moisture 全体が主語(S)の役割を果たさなければなりません。 しかし、exposed は過去分詞(形容詞の働き)であり、単独で文の主語になることはできません。ここは名詞の働きが必要となるため、A の exposed を名詞の exposure に直すのが正解です。

前後の係り受けや品詞の型を見れば、数秒で誤りを見抜くことができます。

このように、専門的な学術単語や見慣れない表現が出てきても動揺せず、主語と動詞、品詞の働き、並列のルールといった骨格を見極めることができれば、文自体の意味を捉えきることができなくても、構造(型)に着目すれば確実に正答を導き出すことができます。

竹原英語スクールのTOEFL ITP直前対策講座・試験

竹原英語スクールでは、目標スコアの達成を目指す方を対象に、TOEFL ITP直前対策講座および本番形式の試験(模試)を実施しています。詳しくはこちら

【開催概要】
12/12(土) 荻窪校にて

12:30-13:30 対策講座
14:00-16:00 TOEFL ITPテスト

※対策講座のみ、またはITPテストのみの受講も可能です。
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直前対策では、文法問題を一文ずつ和訳する癖から脱却し、主語と動詞の特定、品詞の識別、並列関係の見極めなど、試験で頻出する「型」を徹底的にトレーニングします。

学校やこれまでの学習で身につけてきた文法知識を、制限時間内で確実に得点へと変えるための実践力を養成します。竹原英語スクールでは、早大学院や早実などの内部進学・学部選抜に向けた対策はもちろん、それぞれの目標に向けて挑戦する受講生を力強くサポートいたします。


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